瞑想体験@NY-その1
ニューヨーク旅行中、MOMA美術館
の前で何気なく手にしたチラシ。
それは”瞑想ワークショップ”
イベントの案内でした。
近代のスピリチュアリティへの理解や
許容が日本よりずっと開けている
NYでの瞑想イベント・・・
わたしの興味はムクムク大きくなり、
・どんな団体が主催しているのか?
・会場はどんなところなのか?
全くわからないまま、ただ好奇心に従って
参加しました。
会場は小学校の講堂のようなところ。
様々な国の祖先を持つであろう人々が
インドのサリーのような衣装をまとい
受付しています。
会場の参加者はアメリカではマイノリティ
として位置づけられることも多い、
アフリカ系、中南米系のニューヨーカーが
半数以上。
みんなとても穏やかで、でも心の奥底
に苦しみを背負い、少しでもそれを
楽にしたい、という思いで、ここに集った
ように感じ取れます。
フランス人の凛とした女性による、
会の趣旨や主催団体の説明
からスタート。
主催はなんと、世界60か国に広がる、
”Sri Chinmoy”CenteresのNY支部
だったのです。
Sri Chinmoy氏とは・・・
バングラデシュに生まれ、のちにNYに
渡り、祈りや瞑想といった内面的な鍛練を、
ダイナミックな現代の生活に組み入れた
バランスのとれたライフ・スタイルとして
奨励し、生涯そこに使命を注ぎ続け、
世界中に影響を与えた「霊性の導師」。
国連での瞑想会や世界の名だたる大学
でも講演活動を行い、国際的なピース・ラン
である、”ワールド・ハーモニー・ラン”の
主催者でもありました。
(アトランタ五輪の金メダリスト
カール・ルイスは弟子とのこと。)
世界的な瞑想の広がりは、Sri Chinmoy氏の
長年の活動が下地にあることは疑う余地も
ありません。
ガイドのフランス人女性はSri Chinmoy氏に
長年師事してきた弟子。
直観と好奇心だけで動いた結果、
世界的な瞑想の広がりの本拠地で
あるNYで、それを広めた”導師”の
直弟子から、瞑想を学ぶという、
なかなか出会えない貴重な機会に
恵まれたのです。
ワークショップについては次回に続きます。
LEAVE A REPLY