夢中になれる何かを見つけたい人必見です!
あなたは子供時代からこれまでに
「何よりも夢中になったコト」
「何より没頭したこと」
はありますか?
そして、大人になった今現在は
どうでしょうか?
「何かにハマったり、熱中したり、
夢中になったことが一度もないんです。
何かのコレクションでも、
アイドルの追っかけでも何でもいい。
そんな対象を持てる人がうらやましい。
このまま人生終わっていくのかな・・・
と思うと、自分の人生がすごく
つまらないものに思えて。」
こんなお悩み相談を時々うかがいます。
「夢中になる経験、没頭する経験を人並みにしてみたい」
という、切なる願い、です。
先述の例えでわかるように、相談者さまは
何か特別にスゴイことを望んで求めて
いらっしゃるわけではありません。
また、こんなお悩みもしばしば耳にします。
子育てに心身全てを注いで20年前後。
子供が巣立ってみて、気づけば何も自分に
残っていない。
夫婦生活はさめざめしている。
「私の人生なんだったんだろう・・・」
と、何かを見つけたくても
「子供に代わって、心の穴を
埋めるほど惹かれる何かが見つからない」
という方も。
何か空虚感を抱えて日々を
過ごしている方、意外と多いのです。
お悩みの背景を探っていくと、
その原因に共通の要素が見えてきます。
40年も続いているお稽古事に、全く心は満たされない・・・
例えば。
とある相談者のOLさんの場合は
子供の頃から四十年も日本舞踊を続けてる。
師範も持っているし、傍から見ればお稽古や
趣味の域を超越した立派なキャリア。
一つの憧れの像です。
そもそも、それだけの長期間続くなら、
決して嫌いな訳ではないはず。
なのに、心は満たされない。
なぜ、そこに誇りも自信もなく、
こんな虚しさを抱えてしまうのでしょうか?
長期間続いても満たされないワケ
こんなに長く続いた理由を聴くと・・・
自分自身の強い”意思”ではなく、
「何となく」気づいたら何十年続けていた、
とのこと。
実は、このよくある「何となく」が意外と
やっかいなんですよね。
好きでも嫌いでもないから、辞めたり
断る理由も、代わりのものも見つからない。
さらに、親や先生を始めとした「誰か」の期待
に応えたり、他人の評価を得ることや
仮に、何か代わりになる対象があったとしても、
「嫌われないように」、「断れないから」
といった、現状から変化を起こさない、
「現状維持を優先」したいほうの気持ちが
優位に立つことがほとんどです。
「続ける選択」は間違いなく
自分自身でしているのに、そこには
自分の内側から出てくる意思が伴って
いない・・・。
それが、傍から見ると「スゴイ」のに、
自分ではそこに価値を感じて認める
ことができない、虚しさの根本原因なんです。
他人軸で生き続ける限り、この虚しさから
逃れることは正直ムズカシイのです。
このあとの展開は次回に続きますね。
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