瞑想体験@NY その2「集中」
NYで偶然遭遇した瞑想会。
その内容と体験談をシリーズでご紹介しています。
まずは「集中」(日本的には”精神統一”)に
ついて。
会場は500人くらいの座席数の3/4くらいが
埋まっていたでしょうか。
瞑想実践経験があまりない参加者も多く、
基礎的な内容のガイドが進みます。
最初は
「集中」(日本的感覚では”精神統一”)
の体験から。
数分間、頭に次々浮かんでくる何百もの雑念を
押しやって、空っぽに静かにするよう試みる。
数分間途切れなく「集中」できた場合、
その間は、
特定の主題や目的にのみ
心が向けられたはず。
例えばこんなイメージ↓
その感覚が掴めたら、つぎに
その一点集中の対象物に意識が
深く入っていくように試みます。
たとえばこんなイメージ↓
この「集中」を習得できると
その時間、魂と通じている揺るがない
「意志」
や
「自制心」
が自分のものになっていきます。
けれども、初心者が5分以上本質的な
「集中」
に向き合うのは難しいらしく、中には
頭痛がしてきたり、頭が熱くなってきた
と訴える人も。
その場合、その集中力が理詰めや
理論的発想からきているケースが
多いそうです。
(思考で集中しようと試みた、と読み替え
られますね)
いかに国を問わず現代人が
「心」
でなく
「思考中心型」
で生きているか、についても気づかされる
貴重なワークでした。
「集中」の感覚を得た次は
「呼吸」のワークに移ります。
次回は「呼吸」についてお伝えしますね。
LEAVE A REPLY