今日は

・引き寄せと吉方引越し
・引き寄せと目標と自分軸と。~吉方引越しの教え
・好きなのに凶、嫌いだけど吉？~吉方引越しの教え

に続いて、”初めての吉方引越し”から
得た、「働き方」を含む人生で大切な気づき、
教訓についてお伝えしますね。

「目標」を最優先した結果ついてきた副産物

苦手な新宿を経由する多摩地区の
吉方引越しに腹をくくり、
徹底的に吉の家相と地相の条件を
調べつくすと、とても協力的な
不動産営業担当者に出会え、
（”腹をくくる”これも引き寄せのポイント）

彼のおかげでどうにか期間内に
吉の家相の条件を8割がた満たした物件
に出会え、初めての吉方引越しが
実現しました。

家相・地相を優先した結果、
物件から駅までの距離は13分ほど。
でも、そこは目をつぶるしかない。

だってこの引っ越しは、
「凶方引越しをリカバリーするために、
吉方と吉相に住むことが目的」
だから。
それ自体がこの引っ越しの最大の意義
なんですもの。

けれどもいざ生活がスタートすると・・・。

当初聞いていた話と違って通勤
ラッシュ時間は特急がなく、
door-to-doorで片道1時間45分
かかることに。

それに加え乗車率180％くらいで
40分ほど鮨詰状態。
嫌がおうでも無意識下で
自分が自覚する以上のストレス
負荷がかかっています。

そして、街はファミリー仕様。
遅い時間に1人でふらっとごはんに
入れるようなお店は吉野家くらい。
もちろん帰宅経路のスーパーは
閉まっている。

疲れ果てて最寄り駅に着き、10分以上
かけて帰る途中にあるのはコンビニだけ。

「深夜残業生活、この環境で続けたら、
悲惨すぎる人生しかない・・・」

ライフスタイル、行動様式と住環境

自分の生活スタイルにフィット
しない住環境に、改めて吉方引越し
の意味を自問自答する日々。

「これが吉方引越しの結果？」
「でも、深夜にお店が閉まってるって、
本来の健全な人間らしい暮らしだよなぁ・・・」

実際、「吉方引越しで多摩方面に引越す」と、
そのときつけていたコーチに伝えたところ、
「意外！ちょっとSHIOさんのイメージと
違うけど。レイドバック
（のんびり、ゆったり）するのね。」
と言われていたんです。

異常なラッシュの中での通勤VS
夜遅くにはお店が閉まる人間らしい住環境。

その狭間で、コーチの
「意外！イメージと違う」
という言葉とともに、
「人間らしい働き方」
「自分らしさを保てる働き方と職場環境」
について思いを深めていくきっかけ
となりました。

「吉方引越しですべてが自分の願う通りに
都合よく好転するのか？？」

上述のように、答えはNOです。

でも、今振り返ると、「働くこと」「働き方」
の根本を見つめる大きな転機となった、
といえるのです。
これって、長い人生の中でとても大切なこと。
これこそ人生が吉に転じる大きなきっかけ。
といえるのかもしれません。

「吉」「凶」の本当の意味、知ってますか？

実は、世の通説になっている、
「吉」「凶」「運」の概念や定義は
本質からずれていて、
人々の集団の想念や都合で、
書き換わってしまっています。

自分を実験台にして、吉方引越し
以外にも、本当の自分を知っていくための
数々の経験を重ねて確実にわかってきたこと。

それは、「吉」とか「幸運」って、
自分が望む、または誰もが羨むような
何か素晴らしくて素敵なことが現実に
起きること、を指すのではない、
ということです。

そもそも「吉方のエネルギー」って、いろんな
要素が相乗して初めて取れるんです。

「当たり前」って思っていることは、
実は全く「当たり前」ではない。
3.11が教えていてくれたはずなんです、
本当は。

「吉運体質」になることこそ、吉方引越しの効果

目の前の、日々の「当たり前」を疑い、
感謝する。

ありふれた日常を送れること。
毎日健康で生活できること。
そんなことさえ、奇跡の連続。
そんな「当たり前」の１つ１つにありがたみ
を感じ取り、感謝できるようになること。

それが「吉運体質」になる、ということなんです。

初めての吉方引越しはそれに気づき、
日々の「当たり前」に感謝できる自分に進化し、
それを日々実践できるようになる、という
内面の旅の序章でした。

一方「凶」は、全てが順調なときに陥りやすい
驕りや、見直し事が必要なときに気づかず
そのまま進んでしまうリスクなどに警鐘を
鳴らす、大切なお知らせなんです。

私の凶方引越しはまさにそんなお知らせでした。
引越し後もそのままずっと、それまでのような
働き方を続けていたら、完全に壊れていたかも
しれない。

その手前で、ストレスフルな職場環境の中での
仕事中心の生活にブレーキをかけてくれる
役目がこの吉方引越しだった。

振り返ってみて、そんな意味があったんだ、と
わかってきたのです。

次回は「吉方引越しを事例とした、鑑定と
自分軸」についてお届け予定です！